もらいたがり

受け取ったものを伝える練習。

まだ会ったことのない君を、探している。

 

your name.「君の名は。」こう英語版タイトルと並べるだけでも私の日本語の好きなところが沢山詰まってるタイトルだなあと感じます。

 

というわけで、ようやくようやく、「君の名は。」観てきました。

5月に純黒2回目鑑賞して以来の映画館でした。そして、上映前の予告でから紅の恋歌の予告を観て、「コナン以外で映画観ないから予告をスクリーンで観るの新鮮だ…」っていう感動と、「前作のコナン映画上映前予告で一目ぼれした映画の上映前予告で、コナン次作の予告観れるなんて…」という感動。観たいと思って早10カ月、公開して早半年、やっと観ることができました。

ネタバレは頑張って避けてた!!というわけではないんだけど、ほぼ、というか完全に何も知らない状態で観れた。そもそも三葉の苗字「宮永」だと思ってたしね。だから最初お父さんののぼり見た時「あれ苗字違うの?宮永と宮水ニアミスすぎない?」とか超見当違いな感想を抱いてしまったよ。

その他にも本当に「三葉と瀧が入れ替わる」くらいの認識しかなかったので非常にドキドキしたしストーリーに単純に驚いたし楽しめた!以下、ネタバレしかない雑多な感想。いつものように奥の深い考察などない。

 

まずOP夢灯篭、タイトルが出てくるタイミング(これ私的に超大事なポイントなんですどの作品においても)goodでした。てかこの曲iPod入ってるくせに聴いたことなかったんだけど、超いい曲だね?とっても良かった。あ~いま聴いてるけどもう一回観たいよ~

そう、アルバムは早々にiPodに入れてたので、「あ、これ三葉の通学や」とか、サントラのタイトルが頭に浮かぶっていう新しい体験した。笑「口噛み酒トリップ」とか「町長説得」とか「御神体」とか、こういうことか~ってなりました。このアルバムをやっとちゃんと楽しめそうです。

 

でね二人の入れ替わり生活が始まってかの有名な「男子の視線!スカート注意!」「てめぇ三葉、俺の人間関係変えるなよ!」「「あの男(女)は~!!!」」のあたりとか、「「いないんじゃなくて作らない」」のくだりとか、萌えすぎてきゅんきゅんしすぎて劇場で一人顔を覆ってた。可愛すぎ。

あそこだけ繰り返しでずーっと観てたかった。

 

そんな感じで二人の入れ替わり生活☆みたいなのは長く続かず。この辺からはもう「ええ~!!」って出来事ばっかり。彗星落ちたの、三葉死んじゃったの、糸守消えちゃったの、そもそも3年ずれた入れ替わりだったの、とか。知らんかった。

瀧がもう一回三葉の中に入れたあとの四葉の反応が面白すぎた。全編通して四葉はいい味をだしていたというか、「お姉ちゃん本当に自分のおっぱい好きやね」ってとこ普通に吹き出しそうになったわ。笑

そこからはちょこちょこ泣いたりしつつ、スパークルの予告で使われてた「運命だとか未来とかって」ってあたりが割と涙腺崩壊ピークだった。友達と観てたから我慢したけど、一人だったらたぶんこのあたりからずっと泣いてた。「すきだ」もやばかった。ああ思い出しただけで胸が締め付けられる。

 

もう暗唱できるほどに観た予告なので、「あの人は誰?」「忘れたくない人」「忘れたくなかった人」「忘れちゃダメな人」「君の名前は」「名前は…!」ってあたりとか、「あの人の名前が思い出せんの!」とか、たまらんかった。うん。

二人が手を合わせるシーンやお互いに振り向くシーンもすごく好きだったから、かたわれ時のシーンはとても美しかったな。3年という時を超えて、彼ら二人がお互いをお互いだと認識して逢うことができた、ほんのわずかな時間。儚いからこそ美しい。

 

そして今、予告1と2を観終わってからは初めて観たんだけど、より良い。尊い。ああまたこんな言葉しか出てこない。くそう。

 

もうここからは箇条書きします。うん。

・キャラデザがいい。上を向いている瀧くんと三葉の顔大好き。シンプルででも万人受けするような。背景作画は勿論ですが、人物描写もとてもきれいで満足。泣き顔の作画ってこう、凝縮される気がするんだけど色々、それがとても良かったです。

・瀧くんイケメンでモテそうなのに奥手なところが超かわいい。とりあえず神木くんって天才なんだなって思った。声優一本でもやっていけるよ本当…

・萌音ちゃんの演技もとても自然で三葉のかわいらしさとかがすごく表れてた。

・司くんの出番が多くて我歓喜でした!信長くん!めっちゃいい味出してたし内定8社もらっちゃうあたり最高にクール。界人くん演じる高木も良かった。あの瀧の友達コンビ好きだったな~

・もちろんてっしーとサヤちんも。それぞれのキャラが立ってた。

・奥寺先輩美しかったな~まさみちゃんgoodです。どっかの二次創作に絶対ありそうだけど、三葉ちゃんと奥寺先輩のショッピングに付き合わされる瀧くんって図が見たい。小説版では瀧くんと奥寺先輩が再会するときに瀧くんが奢らされるエピソードがちゃんとあってきゅんとした。小説版も読みましたけど、補完されるところがたくさんあって良いね。

・最後、あの聖地と言われる階段でのシーン、分かってはいたけどテンション上がった。「君の名前は…!」もうねタイトル回収大好きマンなので最後の最後がタイトルっていうこの既定路線大好きなんですね。うん。あのあとどうなるかとっても気になる。

・エンドロールの「なんでもないや」感動したな。観てからあの歌詞を聴くとよりくるものがあるね。萌音ちゃんver.も改めて聴きたくなりました。

 

とまあ中身も何もない感想です。でもやっぱり最初に感じた「これは絶対いい作品だ」って私の勘はちゃんと当たってました。正直ここまで大ヒット作品になるとは夢にも思ってなかったけど、そうでもないと観る機会を結局失ってた気もするので、大ヒット感謝。そして、どうだ、みたか!っていう気持ちもすこし。笑

リピーターになりたい気持ちはやまやまですがたぶん行けないので、地上波放映待ってます。Blu-rayも待ってます。レンタルします。

 

ちなみに観に行った日はちょうどユーリのオールナイト上映回の日で、映画館でユーリグッズがたくさん売られててびっくりしちゃいました。そして黒子のバスケLAST GAMEのクリアファイル付き前売り券を買ってしまいました。買ったら絶対観に行くからね。今から楽しみです。WC総集編もMXで観てます。

そうそう三月のライオン実写の予告もとても素敵でした。観に行く予定は今のところないけど観たいなあって思わされました。架純ちゃんが香子、とてもあってるんだよね。そして神木くんは零です。うん。三姉妹のキャスティングも割と良いなって思うし主題歌含め魅力的な作品。わたしが観るかは別として、是非観てほしい作品。笑

 

素敵な作品にまたひとつ出逢えたことに感謝です。ではまた。